10日夜、サンパウロ市南部のパライゾーポリスのファヴェーラで、9歳の女児ジョイセ・アパレシーダ・ダ・コンセイソン・サンタナちゃんが首を絞められ殺害された。風呂場で発見された遺体はパンツをはいただけで首に犬の首輪がはめられており、傍らにはイスが置かれていたという。この日、ジョイセちゃん宅には別居中の姉が一緒にいたが、ジョイセちゃんが寝たため22時に帰ったという。23時に母親が仕事から帰って来た時にはジョイセちゃんは殺され、家の中は荒らされていたといい、ジョイセちゃんの携帯電話や食料などがなくなっていた。警察は一家の事情を知った麻薬常用者による犯行と見て調査中で、強姦の可能性も探っている。
◎
サンパウロ市を運行するバスに犬や猫などの乗車を許可する条例が12日、サンパウロ市官報に発表された。この条例は2月に承認され、フェルナンド・ハダジ市長が11日に裁可した。ペットの持込は動物専用のバスしか認められていなかったが、ワクチン注射を受け、毒性も凶暴性もない体重10キロ以内の動物ならカゴに入れて持ち込めることになった。Gol航空も11日から、国内線に限り、4カ月以内で10キロ以下(カゴ込み)の犬や猫の機内持込を認めた。
◎
11日のサンパウロ州選手権、コリンチャンスは本拠地イタケロンでの対サンベルナルド戦を18歳のストライカー、マルコンのゴールで1―0で勝利した。これでコリンチャンスはここまで同選手権で7勝1分。リベルタドーレス杯でもここまで3勝1分なので、今年はここまでの12試合で負けなしと絶好調だ。