ジェツリオ・ヴァルガス財団が19日、4月5日のパスコア{復活祭、イースター)の昼食は昨年より25・03%高くつくと発表したと同日付G1サイトが報じた。
2月末までの12カ月の累積インフレ率は7・99%だから、29日から始まる聖週間の食事はずっと高くつく。
値上がりが目立つのはジャガイモの63・5%や玉ねぎの30・44% などだが、鮮魚やワインなどのパスコア特有の品の方が値上がり感が強いだろうと調査員はいう。
ワインは昨年比16%値上がりしているが、直前に買おうとするとドル高レアル安などもあり、更に値上がりする可能性が強い。鮮魚の方も、漁師の人件費や船の燃料費、輸送費、保存経費などがすべて上がっているため、インフレ以上に値上がりするのは避けられないと見られている。
パスコアに付き物のボンボンやチョコレートは9・32%、チョコ製の卵は15・84%値上がりしているが、塩漬けのタラや類似品は3・36%の値上がりに止まっているという。
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