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リベイロ新教育相抱負を語る=教育界から好意的な反応

 ジウマ大統領が新教育相に指名したレナート・ジャニーネ・リベイロ氏が28日、教育相任命に感謝し、「教育を通した国づくりの推進を望んでいる。教育が無ければ国は前に進まない」との抱負を発表したと29日付エスタード紙が報じた。
 リベイロ氏はサンパウロ総合大学の倫理学・政治哲学教授で、メルカダンテ官房長官から教育相就任の要請を受けた事や、ブラジリアに行き、官房長官とジウマ大統領に迎えられた事、大統領と時間を掛けて話し合った事を自身のフェイスブックに書き込んだ。
 社会学者のシモン・シュワルツマン氏は「新教育相は学生融資基金(Fies)の問題や、中等教育、高等教育、国家高等教育試験(Enem)の改革にも取り組む必要があるが、抵抗も多いだろう」と語った。
 全国市教育者代表連合のクレウザ・レプーリョ会長は「教育相は大統領の意向に沿うべきだが、全て言いなりになるべきではない。主な任務は国家教育計画の規約の制定で、議会でうまく立ち回らなくてはならない」とした。