カンピーナス日伯文化協会(花田忠義会長)が3月28日、同会館で「秋祭り日本文化紹介」の一環として夕食会を開催し、500人が来場した。
同会は例年では日本食となっていたが、今回は日韓文化交流に鑑みて、韓国料理を振舞った。日頃、世界文化交流に力を注ぐ花田会長ならではのアイデアに、自慢の料理ビビンバで応えたのが「レストランBARU」の店主セシリアさんだ。
普段はあまり馴染みのないであろう韓国料理に当初は来場者の予想がつかなかったというが、開催日が近づくにつれ予約が殺到。予定の400食から100食分追加したほどだ。
当日は食事に加え、舞踊や柔道、空手の日本文化の披露で3時間に渡って会場を盛り上げ、喝采に包まれた。
今回の夕食会はマンネリ化している文化交流に、韓国料理という色彩を加え、華やかなものとなった。会場でも趣向を凝らした催しで、今後も日伯交流が活性化することに期待の声が聞こえた。(樋口四郎カンピーナス通信員)