先月の歴史的な100万人デモに比べると3分の1と数的には減ったが、その分、抗議行動の方向性の特徴が明確になってきたようだ。「反ジウマ大統領、反PT(労働者党)」という旗印を全体の共通項とし、それ以外の意見は何でもアリというマニフェスタソンになった。中でも、前回よりも目立っていたプラカードの主張は「ルーラの犯罪を明るみに出せ」や「即時、軍介入を!」という呼びかけだった。他にもラバ・ジャット作戦の指揮をとるクリチーバ連邦裁判所のセルジオ・モーロ判事への応援メッセージ、ラバ・ジャット作戦の裁判に自ら参加を志願した最高裁のジアス・トフォリ判事(元PT弁護士)への反発のあちこちで見られた。
ルーラ氏への注目高まる