環境浄化技術公社(Cetesb)が15日、サントス市アラモア区で9日間続いた火災により、住民を危険にさらし、環境破壊を引き起こしたとして、ウルトラカルゴ社に2250万レアルの罰金を課した。同社は「正式書面を精査し、定められた期日以内にCetesbに返答する」と文書で発表した。
サントス市都市計画環境局員のダウリー・デ・パウラ・ジュニオール氏は、「自然環境に与えた衝撃は市の想定をはるかに上回る、別次元のものだった。我々に最も衝撃を与えたのは火災現場に近い池に与えた被害の大きさだった」と語った。
大量に死んだ魚の処理費用と、住民への賠償金を含めた火災に伴う損害の賠償と支払いは、法的責任者が負う事となる。ジュニオール氏は、少なくとも3社がその責任を問われる可能性を持っているとし、「火災現場のエリアには燃料タンクと配管を共有しているターミナルが二つあり、エリア内の区分けもされていなかった」とした。
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