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200万台がサンパウロ市脱出=霧と渋滞に充分の注意を

 今週末から21日(火)のチラデンテスにかけては4連休となる人が多く、サンパウロ州交通工学公社(CET)はサンパウロ市からは約200万台がサンパウロ州内陸部や海岸部に向かうと見込んでいると17日付エスタード紙が報じた。
 自動車利用者は季節柄、高速道路での霧に要注意だ。アンシエッタ/イミグランテス道では16日も視界が悪くなり、先導車が投入された。
 アンシエッタ/イミグランテス道では霧が深くなると先導車を動員するが、道路警察によると、アニャンゲーラ、ラポーゾ・タバーレス、カステロ・ブランコなどは霧が出やすいという。
 サンパウロ市を脱出する車の動きは17日午後から始まった。サンパウロ州公共運輸サービス規制機関(Artesp)は、サンパウロ州内陸部や海岸部に向かう州道を通行する車は、火曜までに延べ740万台に達すると見込んでいる。
 連邦道のヅットラやフェルナン・ジアス、レジス・ビッテンコートの各道は130万台が通行する見込みだ。レジス・ビッテンコート道ではセーラ・ド・カフェザルで、車の流れを良くするため、反対車線を一部解放する措置が採られる。
 タモイオス高速道のトラック交通規制時間は拡大されており、サンジョゼ・ドス・カンポス~カラグアタツーバ間は、土・日・月曜の午後4時から同日午後12時までと火曜日午前8時から正午までトラックは通行できない。カステロ・ブランコやバンデイランテス道も日曜日と休日は同様の交通規制が敷かれる。
 Artespのサイトwww.artesp.sp.gov.brでは高速道の交通状況、事故や渋滞の情報を知らせており、迂回路を表示するサービスも始めた。