連邦貯蓄銀行が13日から、住宅購入用の融資の返済利息を引き上げていたと17日付エスタード紙が報じた。同行は住宅購入用の融資の7割を担っており、今回の返済利息引き上げは今年1月に続き、2回目だ。
経済基本金利(Selic)引き上げに伴う利息の引き上げは既に行われていたが、調整率が平均0・3%ポイントだった事は16日に明らかにされた。1月の平均1・8%ポイントより調整幅は小さいが、市場関係者は、購買力低下や建設業界の不振が叫ばれるおり、返済利息引き上げの影響は決して小さくはないとみている。
同行に口座がない人の場合の返済利子は年9・45%(14年中は9・15%、以下同)。同行に口座があるが給与の受け取りは他行の人は9・30%(8・75%)、口座があり給与も受け取る人は9・0%(8・25%)。口座があるが給与は受け取っていない公務員は9・0%(8・60%)で、口座があり、給与も受け取る人は8・80%(8・0%)となっている。