一般の人には遊具や競争の道具であるビデオゲーム。だが、エヴェルトン・デ・ソウザさんにとってのビデオゲームは治療ために欠かせない必需品だ。
エヴェルトンさんは脳性まひを抱えており、ブラジル北東部のパラー州で始まった、ビデオゲームを使って訓練や治療を行う〃ゲームテラピア〃を受けている患者の一人だ。
理学療法士のアナ・イレーネ・アウヴェス・デ・オリヴェイラさんによると、ビデオゲームなどの最新技術は、子供や大人の治療手段としてますます注目されているという。
最新技術を使った治療に使われるのはビデオゲームだけではない。タイッサ・シウヴァちゃん(7)はやはり、脳性まひで歩行などに不自由さを覚えているが、9カ月前から、体幹部や膝、骨盤、数箇所の筋肉などに密着させる金属製の金具が入った特殊な装着具を使った訓練を受け始めた事で、行動範囲やそのレベルが大きく改善している。(27日付フォトス・プブリカスより)
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