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24歳女性のバラバラ殺人=バイレで会った兄弟が自供

 サンタカタリーナ州ウルビシで4日、2日夜から行方不明となっていたアリセ・ダ・ローザさん(24)が遺体で発見され、25歳と18歳の兄弟が犯行を自供した。
 バラバラ殺人の被害にあったアリセさんは、2日夜、バイレで出合った25歳の青年に「車で送ってあげる」と言われて店を出たきり、行方不明となり、妹が3日に捜索願を提出していた。
 警察はアリセさんがバイレで出会ったとされる青年2人の身元を割り出し、25歳と18歳の兄弟を取り調べたところ、犯行を自供。青年2人が共に、「酒を飲んで酔っていた」とした上で、車中で誤解が生じてアリセさんを殺害した事と、遺体はバラバラにして放棄した事を自供したため、現場まで案内させたところ、馬の餌を入れる袋二つに詰めたアリセさんの遺体が発見された。
 殺害現場はセーラ・ド・パネロンに近いバイアノと呼ばれる地区で、遺体そのものは道路から7メートルほど入った所に捨てられていたが、道路沿いにはまだ、血痕やアリセさんの衣類が残っていたという。
 警察は兄弟がアリセさんを強姦したか否かも含めて調べを進めているが、鑑識の結果が出るには5日ほどかかるため、当面は殺人と死体遺棄の容疑で起訴する意向だ。
 容疑者2人は後悔の念も表したが、この2人は半年ほど前にもバイレで揉め事を起こし、不敬罪で逮捕されるなどの前科があったという。弟の方はその時は未成年として扱われたが、兄の方はそれ以外にも、飲酒運転で捕まった事があったという。(5日付G1サイトより)