メモリアル・ダ・アメリカラチーナが8日から6月6日まで、写真展「第2次世界大戦後の70年」を、敷地内のヴィクトル・シヴィタ図書館(Avenida Auro Soares de Moura Andrade, 664 バラ・フンダ駅出てすぐ)で実施する。4月30日はヒトラー総統が自殺した日で、5月8日はドイツの降伏文書調印の日だ。写真展では史上最大の市街戦といわれ、独ソ戦の趨勢を決したスターリングラード攻防戦に焦点を当てる。入場無料。開館時間は月~金の午前9時~午後6時、土曜は午後3時まで。日本の終戦月を先取りし、戦争を振り返る機会にしては。
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本紙編集部の改装費に充てるため、古本販売を始めて1カ月以上が過ぎた。おかげで随分快適に過ごせる環境が整ってきた。最近は古本の買取りも始めたが、本を持ってくる読者の大半は「いつも人にあげるかリサイクルに出してしまうので、お金はいりません」と寄付してくれる。また、「改装費に」と金一封を包んでくれる人までいた。そんな読者の心遣いに編集部一同、大変感謝している。思いがけなくも古本事業を通し、移民が受け継いできた「助け合いの精神」をしみじみ実感。