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昨年の退院後に笑顔をみせるペレ(Marcello Casal Jr./Agência Brasil)
昨年の退院後に笑顔をみせるペレ(Marcello Casal Jr./Agência Brasil)

ペレが前立腺手術で入院=定期検診時に肥大を発見し

 「サッカーの王」ペレがサンパウロ市内アルベルト・アインシュタイン病院に入院した。この情報は7日午後、同院が「ペレは前立腺切断手術の後に入院した」と正式発表したことで明らかになった。
 同院は続けて、同氏の容態は安定しており、今後追加情報があった際に発表するとした。
 ペレは尿の排出を妨げる前立腺肥大症を患っており、脊椎麻酔の後、肥大した前立腺が切除された。
 ペレの個人広報によると、ペレは5日夜、半年ごとに行っている定期検診のために入院したが、そこで問題が発見された。9日に退院の見込み。アインシュタイン病院はペレの入院日時や退院時期についての正式発表を行っていない。
 ペレは昨年11月24日に腎結結石の除去手術を受け、一度退院した後に、尿路感染を起こして再入院した。一時は集中治療室(ICU)に移され、血液をろ過する機能を支援するために、人工透析を受けた。その時、ペレは30年以上前に米国でプレーしていた時に右の腎臓を摘出していたことが判明した。
 現在ペレの容態は安定しているが、昨年同氏を診た専門医がかかりつけで診ている。