リオ市サンコンラドの19階建てアパートで18日朝、ガス漏れが原因と見られる大爆発が起き、体表面積の50%に火傷を負ったドイツ人が手術を受けたと同日付G1サイトなどが報じた。
爆発が起きたのは72世帯が住むアパートで、最初の爆発は10階の1001号室で始まったと見られている。爆発はしばらく続き、道路を挟んだ向かい側の建物のガラスも割れた。爆風で壊れた10階の床が9階の天井を破り、9階の床に重なり落ちており、撤去する必要があるが、防災局は建物崩壊の危険性はないと判断している。
16時半の報道では、ドイツ人のマルコス・マリア・ミューラー氏が体表面積の50%に及ぶ火傷を負い、緊急手術を受けたが重体だという。周辺地域は隔離され、瓦礫などの除去作業が行われているが、木片などは近隣のアパートまで吹き飛ばされていた。爆発が起きたアパートの住民は、退去を命じられ、知人や親戚の家に身を寄せている。負傷者の数などは明らかにされていない。
タグ:リオ