リオ市警が20日、リオ市南部の観光名所ラゴア・デ・フレイタスでサイクリング中の人達を襲い、自転車を強奪していたと見られる未成年者3人を逮捕と20日付G1サイトなどが報じた。
同地区では、池沿いに設けられたサイクリングロードを走行中に強盗に襲われる事件が続いており、被害に遭った人々は一様に、刃物を持った青年達に襲われたと証言していた。19日には、やはりサイクリング中だった医師のジャイメ・ゴールドさんが刺されて死亡する事件も起きていた。
警察は、逮捕された3人の内の一人で16歳の青年がゴールドさんを刺したと見ている。この青年は12歳の時から犯罪歴が残り、15回身柄を拘束されている。
リオ州保安局では現場付近の警備を強化すると共に、管轄署の軍警司令官を更迭した。リオ市の非政府団体はゴールドさん殺害事件後、殺害現場に自転車を置き、暴力反対の看板を掲げている。
タグ:リオ