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サッカー=ブラジル人選手の存在感低下=欧州リーグでの得点数減

 欧州主要リーグにおけるブラジル選手の存在感が低下していると25日付フォーリャ紙が報じた。
 14/15シーズンに、スペイン、イングランド、ドイツ、イタリア、フランスの欧州大陸5大リーグでブラジル人選手が挙げた得点数と出場時間数が、ともに昨シーズンを下回ったのだ。
 イタリアリーグだけはあと1節残しているので多少の数値の挽回は可能だが、他の4カ国のリーグは終了しており、大勢への影響は少ない。
 今シーズンブラジル人選手の挙げたゴール数は196で、昨シーズンの241から18%減少した。昨シーズンの9得点から22得点に伸ばしたネイマールだけが「ゴール日照りの唯一のオアシス」となっている。セレソン監督ドゥンガ「肝いり」のフィルミーノも、昨年の16得点から7得点に減らした。
 ネイマール以外にはジョナタス(スペイン・エルチェ・14点)とラファエル(ドイツ・ボルシアMG・12点)の2人だけが各国リーグで得点ランク10位以内に入っている。
 11/12シーズンのネネー(フランス・PSG・22点)を最後に5大リーグブラジル人得点王は現れていない。
 ブラジル人選手は得点数ばかりでなく、総出場時間も減らしている。5大リーグにおけるブラジル人選手総出場時間は昨年の17万5294分から10・9%減の15万6183分に低下した。