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東西南北

 6日にベルリンで行われたサッカーの欧州チャンピオンズ・リーグの決勝で、バルセロナ(スペイン)がユベントス(イタリア)を3―1で下して4年ぶり5度目の優勝を果たしたが、この試合でネイマールは後半ロスタイムに最後の得点を決め、クリスチアーノ・ロナウド、メッシと並ぶ10得点で今大会の得点王に輝いた。ブラジル人選手の同大会の得点王は、2007年のカカー以来8年ぶりのことだ。ネイマールとしては、サントス時代に果たせなかった4年前の世界一の夢を、そのときにサントスに圧勝したバルサの一員として果たすべく、この12月に世界一をかけて戦うことにもなった。23歳で順調なキャリアだ。
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 大サンパウロ市圏ABCのジアデマ市の一部では現在、郵便物の窃盗が目立つということで地区への郵送が差し止められている。そのため、郵便物がある人は中央部の郵便センターまで取りに行かねばならない。この状況に怒っている人は少なくなく、ある商人の女性は「輸送費を25レアルも払っているのにそれが家に届かないなんて。窃盗の話など聞いたこともない」と憤る。郵便の受け取りに時間と交通費がかかるのは勘弁してほしいところだ。
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 7日午後4時頃、サンパウロ市セントロのブラスで、飲酒運転の車が暴走して5人を轢き、そのうちの1人の8歳の少女が死亡した。この少女はそのとき母親と共に買い物中で、歩道を歩いていたが、この車から突然衝突を受けた。この親子はピアウイ州からやって来ており、親類の病気の世話のためにモジ・ダス・クルゼス市にやってきていた。