ブラジル能楽連盟(山口正邦会長)が『移民能~第7回能楽の集い2015 秋』を、17日午後2時からサンパウロ市PUC大学内のトゥカレナ劇場(Rua Monte Alegre, 1024, Perdizes)で開催する。入場無料、国際交流基金など後援。
能楽は73年前に初期移民によって当地にもたらされ、観世流、宝生流、喜多流、金剛流の4派で活動していたが、近年は会員の高齢化で規模が縮小。活性化を目指して2012年に連盟を設立、以来、毎年合同公演を開催している。今回は「高砂」および、ポ語による間狂言を披露する。
移民能実行委員会の田中敏行代表が案内に訪れ、「非日系の若者も舞う『テアトロ・ノウ』を楽しんでください」と、来場を呼びかけている。
問い合わせは田中代表(電話=11・4704・3334、メール=casadovento@hotmail.com)まで。