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農産物は5・9%増収?=IBGEが最新予想発表

 地理統計院(IBGE)が11日、2015年の農産物(26品目)の生産は昨年比5・9%増の2億430万トンに達する見込みと発表したと11日付G1サイトやアジェンシア・ブラジルが報じた。5月に算定された収量見込みは、4月の試算での昨年比4・2%増の2億100万トンとの見込みが1・7%上方修正されている。
 作付面積の予想は5750万ヘクタールで、昨年の5640万ヘクタールより2%多く、前回予想より1万1585ヘクタール増えた。米とトウモロコシ、大豆は収量の91・9%、作付面積の86%を占めると見られている。
 注目されるのは、11・4%増産が期待される大豆と、18・9%増と予想される小麦で、トウモロコシも300トン(0・4%)増収の見込みだ。また、米も2・1%、カラス麦も22・1%など、12品目で増収が見込まれている。
 地域別の生産量は、中西伯8400万トン、7710万トン、南東伯1870万トン、北東伯1850万トン、600万トンと見られている。
 主な産品の収量予想は、大豆9630万トン、トウモロコシ7900万トン、米1240万トン、カフェ260万トン、小麦700万トンなどとなっている。