強力な寒波が押し寄せたサンタカタリーナ州山間部では15日、ボン・ジャルジン・ダ・セーラで朝8時の最低気温がマイナス2度まで下がったのを始め、ウルペマでもマイナス0・4度を記録するなどして、その景観を一変させた。
ウルペマ市郊外のトーレスの丘(モーロ・デ・トーレス)では、体感温度がマイナス20度まで低下。霧の中の水分が樹木などの表面で凍てつく現象も今年初めて起き、夜明けの同地は、樹木や山肌が全体に白っぽく見えていた。
15日の同州はどこも雲が多く、北部では雨も降った。寒波が到来したために午前中も気温低下が続き、予報官も午後1時過ぎに、通常なら早朝に記録される最低気温が夜になって記録される見込みで、「山間部では15日の夜半から16日にかけて氷点下を記録するだろう」と語った。
15日の最高気温は北部で19度、フロリアノポリス周辺では17度まで上がったが、ヴァーレ・ド・イタジャイや南部では16度以下、西部では13度程度、山間部では11度以下だった。(15日付G1サイトより)
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