今月6日よりサンパウロ市で開かれ、800人超の日本人が参加した「ロータリー国際大会」。その中には、さいたま市を中心に展開するそろばん教室「USA」の代表を務める〃カリスマ教師〃高柳さんもいた。教師歴47年、5つの教室で約600人の生徒を指導する。
ブラジルでのそろばん教師経験を持つ今井智子さんの案内で平成学院を訪れ、そろばん事情の視察を行った。高柳さんは「遠いブラジルでもそろばんが受け継がれていることに感動した」と喜び、「同じ教師として集中力のある子供をたくさん育ててほしい」と同学院の教師らを激励した。
珠算連の有段者を150人、うち30人の十段保持者を抱え、数々の教材の出版まで手がける高柳さん。ブラジル進出も計算中? (桃)