サンパウロ州消費者保護センター(Procon―SP)が22日、通信会社のOi、TIM、Claro、Vivo/Telefonica(以下Vivo)が昨年末から、無制限のネット使用プラン利用者が1日分を使ったら回線速度を落とすのではなく、回線をブロックしたとし、契約違反と業務不履行で罰金を科したと23日付エスタード紙が報じた。
罰金は、Oi800万レアル、TIM660万レアル、Claro450万レアル、Vivo350万レアルで、計2270万レアルに上る。
Procon幹部のイヴェッチ・マリア・リベイロ氏は、通信会社の消費者への情報提供はあいまいな上、契約中に内容が変更されうることを知らなかった消費者が不利益を被ったと強調した。
Proconは、通信各社は調書のコピーを受け取っており、控訴できるとした。また罰金は割引付きの現金払いか、分割払いにできる。
Vivo、Oi両社は同件は係争中だから、TIMは情報を未確認だから、Claro社は調書を確認中だからとしてコメントを避けている。