地理統計院(IBGE)が25日、第1四半期(1~3月)の肉牛の屠殺数は773万頭で、昨年同期より7・7%減となったと発表した。2014年第4四半期比では9・3%減っている。
屠殺後の残骸の累積重量は184万トンで、14年第4四半期より10・8%減、14年の第1四半期との比較では5・9%減だった。
屠殺した牛の数が減ったのは、マット・グロッソ、南マット・グロッソ、ミナス・ジェライス、サンパウロ、パラナの各州で、パラー、マラニョンの両州では屠殺数が増えている。ただ、減少したとはいえ、マット・グロッソ、南マット・グロッソ、サンパウロの3州は屠殺数トップ3を保っている。
皮の生産量も前四半期より7・7%、昨年同期より11・9%減った。皮の生産量減少は、調査した20州の内、18州で確認された。(25日付アジェンシア・ブラジルより)
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