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リオ五輪男子サッカー=リベンジ? それとも返り討ち?=ドイツを含む欧州4カ国が出場決める

 6月17日よりチェコで行われていたU―21(21歳以下)サッカー欧州選手権で、ドイツ、デンマーク、ポルトガル、スウェーデンの4カ国がベスト4入りを決め、来年のリオ五輪男子サッカー、欧州代表の座を射止めた。
 イングランドは、準々決勝に勝ちあがった8チームの中で唯一、国際五輪委員会(IOC)より参加国として認められておらず、準決勝に進出したとしても五輪出場権は獲得できなかった。
 23日はドイツ、チェコ、デンマーク、セルビアで争われた1次リーグのA組最終戦が行われ、セルビアを下したデンマーク、チェコと引き分けたドイツが1、2位を占め、準決勝進出と、来年のリオ五輪行きを決めた。
 翌24日にポルトガル、スウェーデン、イタリア、イングランドで争われたB組では、イタリアがイングランドを降すも、引き分けたポルトガルとスウェーデンを上回れず、ポルトガル、スウェーデンが五輪切符を手にした。
 五輪の男子サッカーは各チーム、23歳以下の選手と、3人までの年齢制限無し(オーバーエイジ)の選手が出場できる。16年夏には、フランスで欧州選手権も行われるため、ポルトガルのクリチアーノ・ロナウド、スウェーデンのズラタン・イブラヒモビッチらの出場は厳しいが、夢は膨らむ。またドイツといえば、ブラジル人には忘れられない「7x1」のトラウマが襲ってくる。
 現時点でのリオ五輪男子サッカーは、今年のU―20南米選手権優勝のアルゼンチンと開催国ブラジルを合わせ、6チームの出場が決まっている。日本の戦うアジア予選は来年1月、カタールで行われる。(25日付フォーリャ紙などより)