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ジャパンハウスは移民110年に合わせたら?

 ジャパンハウスの行方が心配だ。当初の予定だともう企業が決まり、改装準備が始まっていたはずの時期だからだ。5月の公示に応札した企業はあったが、企画が合格点にいたらず再入札になり、決定は7月まで持ち越しになった。
 この大事な時期に在聖総領事館の代表である福嶌教輝、佐野浩明の二氏が離任したことも不安の一つ。加えて日本側で入札審査をする際、ブラジル現地事情がよく分かっている人が、どれだけいるかも少々心もとない。
 「外交には継続性が必要」という意味でも急ぐ必要はないかも。準備に時間をかけ、後に残るしっかりしたものを作っても良いのでは。
 今は2017年3月までの開設を目指すが、そういえば翌年は移民110周年。それに合わせブラジル式にゆっくりと事を進めるのも一つの手? (祐)