ブラジル日本都道府県連合会の6月の代表者会議が25日午後4時より、県連会議室で執り行われ、各県の代表者40人が出席した。冒頭の会計報告で同月の収入は1万2645・51レ、支出は1万712・23レと発表された。
議題の中心なったのは7月24日から3日間行われる「第18回日本祭り」についてだ。本橋幹久会長の「とにかく残り1カ月」の言葉で会議は開始された。
会計報告後、山田康夫同祭実行委員長(滋賀)と市川利雄副会長(富山)により、県連事務所の改装費等にあてられる予定だった「県連センター基金」約74万レアルを一般会計に組み込み、日本祭りの資金とする提案がなされ、出席者全員による拍手で承認された。
先月の代表者会議で約27万レの赤字になる見通しになった同祭は「県連の貯蓄を切り崩す」ことで開催を決行することになっていた。この承認により、実質的な開催の最終決定が行われた。
その後は当日を想定した機材の運搬や駐車場についての説明が行われ、出席者からも質問が相次いだ。また会議終盤には前回の日本祭りの様子を編集した映像がスクリーンに映し出され、各代表者の当日への意欲を燃やした。