サンパウロ市南部のジャルジン・サンルイスで1日未明、同地区内を通り過ぎた車から銃撃され、6人が死亡するという事件が起きたと1日付G1サイトやアジェンシア・ブラジルなどが報じた。
事件発生は午前4時頃で、マリア・ジョゼ・デ・カルヴァーリョ通りのバールの前を通り過ぎた車から銃が連射されたという。
通報を受けた警察が駆けつけたところ、バールの中で3人、バールの外の歩道で3人の計6人が遺体で見つかった。現場で働いていた男性1人も負傷し、カンポ・リンポの救急病院に運ばれた。
朝8時現在、犯人に関する情報は何もなく、警察は被害者の身元の確認を急ぐと共に、目撃者や遺族らから事情聴取を行い、犯行の動機などを捜査する意向だ。負傷した男性の容態は不明だが、警察によると、被害者達とは特別な関係はなかったと見られている。
この事件はカポン・レロンドの第47署が扱ったが、その後、殺人罪・人身保護担当課(DHPP)の管轄に移った。