セレソンの一員としてコッパ・アメリカに出場していたロビーニョが、6月30日、現在所属するサントスFCとの契約を更新しないことを発表した。
ロビーニョはサントスFCよりも金銭的に魅力的なオファーを受け、サントスを去る決断をしたと語った。
同選手は中国Cリーグ、広州恒大との契約が有力視されている。
前セレソン監督のルイス・フェリペ・スコラーリ監督が率いる広州恒大は、6月29日にも、元コリンチャンスで昨年のW杯にも出場したパウリーニョをイングランド・プレミアリーグのトッテナムから獲得したと発表している。
広州恒大がロビーニョに提示した額は月額300万レアル(1億2千万円)と見られている。
「残念ながら契約延長はできなかったけれど、サントスFCは常に自分の心の中にある。自分がチームに残り、ファンが皆、喜んでくれるよう、契約延長のために尽力してくれた関係者には心から感謝しているが、契約更新はならなかった。サントスFCはこれまで同様、今後とも偉大なチームであり続ける。サントスFCが築いてきた価値は、選手の異動などで左右されたりはしない。サントスFCは家族のような存在だから、ここを離れるのは辛いけれど、人生は続く。サントスは偉大であり続けるはずだし、僕自身も、自分の一番好きなサッカーを続けることで幸せであり続けたいと思う」とYouTubeに惜別のメッセージを残した。
サントスFC会長のモデスト・ローマ・ジュニオール氏はロビーニョの退団を嘆き、以下のように語った。「サントスFCが出せる金額は外国チームにはかなわなかった。彼は国外でキャリアを続けるだろう」
サントスFCはロビーニョの後釜探しが急務となる。(7月1日エスタード紙より)
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