17日付伯字紙によると、ジェラウド・アウキミンサンパウロ州知事が2012~15年に完成させると約束した高速バス専用道三つと軽車両電車(VLT)レーン一つの建設が遅れている。カンピーナス地方のノヴァ・オデッサからアメリカーナ、サンタバルバラ・ドエステを結ぶバス道は予算縮小で工事のペースが落ち、グアルーリョス市内からサンパウロ市北部トゥクルヴィへのバス道は予定変更で約1年遅れている。イタペヴィ~ジャンジーラのバス道も担当業者の契約解消のため大幅に遅れ、海岸部のバレイロス~ポルト・デ・サントス間のVLTレーン敷設は裁判所が差し止めた。それに加え、地下鉄の諸々の遅れもある。
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17日午前3時頃、サンパウロ市西部マルジナル・ド・ピニェイロにあるピケリ橋に大型トラックの傾斜台が激突し、そのまま身動きが取れなくなってしまった。これにより、同車道の中央車線のアイルトン・セナ高速道方面が通行止めになり、約10時間を経過してもなお解決に至っていない。このトラックの運転手は激突の衝撃で負傷し病院に運ばれ、あばら骨を折った疑いが持たれている。これに伴いカステロ・ブランコ高速道などで渋滞も生じた。
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カナダで開催中のパン・アメリカの男子サッカーで16日、セレソンはペルーと対戦し、4―0で圧勝した。12日のカナダ戦も4―1で圧勝しており、今のところかなり良い調子を保持している。次戦は20日の対パナマ戦だが、現在の所属グループでの勝ち点関係で、もう既に準決勝進出を決めている。優勝を狙ってほしい。