サンパウロで毎年7月に開催されているブラジル最大規模の国際アニメ祭、「アニマ・ムンジ」が今年も17日より開催される。
今年で通算23回目となるアニマ・ムンジは、世界各国のアニメのクリエーターたちが作品を提供する国際的な上映会で、今年も全世界40カ国から450作品が集められた。
ブラジルでアニメというと「日本のアニメ」も人気はあるが、このアニマ・ムンジの場合は、テレビで放映されているような既存の人気作というよりは、映画作品を前提とした、映像的な実験などが見られる作品が多く、むしろヨーロッパの映画作品が目立っている。
今年も、5月のカンヌ映画祭で好評を得た、フランスの人気童話「星の王子様」の最新アニメ映画や、イギリスの人気アニメ「ウォレスとグルミット」の作者ニック・パークの最新作で日本でも公開された「ひつじのショーン」などが公開される。
今年もサンパウロ東部のシネマテカや、中央部アウグスタのベラ・アルテスなどの映画館で22日まで行われる。詳細はhttps://www.animamundi.com.br/まで。(17日付エスタード紙サイトなどより)
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