3日後に迫った『第18回日本祭り』。何といっても欠かせないのが、各県人会による「郷土食広場」だ。今年は44都道府県から、ラーメンや寿司はもちろん、「きりたんぽ」や「チキン南蛮」等、各県ならではの料理の数々が味わえる。行列必至のブースも多数。気になる料理は、忘れずにここでチェックをしておきたい。
北海道協会からは「焼きいか」とノルウェーから取り寄せる「焼きにしん」など芳ばしい海の幸の数々。滑らかな食感の北海道の人気お菓子、「生チョコレート」には今年から新しく抹茶味が仲間入り(いずれも価格未定)。
秋田県人会は「きりたんぽ」(20レ)を出品。ウルグアイ産の秋田こまち「弥勒米」を使った手作りきりたんぽを鳥の出汁と醤油のあっさりスープで煮込んだ自慢の逸品だ。
福井文化協会から名物の大根おろしたっぷりの「越前おろしソバ」(15レ)に加え、新しく手作りの「鱒寿司」、「焼き鮭寿司」(いずれも20レ)が登場。子ども向けにかわいらしく盛り付けた「子ども寿司」(18レ)等も販売予定。
愛知県人会からは「味噌串カツ」(10レ)と「味噌煮込みうどん」(20レ)。こだわりの調合で作られた味噌はブラジル人からも人気。うどんはコシのあるものを日本から取り寄せている。
鳥取県人会の栗入りの「大山おこわ」(17レ)は椎茸出汁とモチモチの食感が毎年好評。祭り初日の午前3時から婦人部総出で調理を始める逸品だ。ボリュームたっぷり「牛丼」(25レ)も。
山口県人会からは名物「バリバリソバ」(15レ)が登場。製麺所に特注する細めの麺を油で揚げ、毎年改良を重ねる肉と野菜たっぷりの椎茸だしのあんをかける。山口市の料理店発祥と言われる名物料理だ。
宮崎文化援護協会からは延岡市の名物料理「チキン南蛮」(値段未定)を出品。串揚にした柔らかいモモ肉を甘酢につけて、上からたっぷりの手作りタルタルソースをかける。県費留学で本場の味を知る同会青年部のレシピで作られる。昨年は1000食を売りつくすほどの大盛況だった。