日本祭りにマスコットキャラクター「どーもくん」を登場させるNHKから、英語放送PRのため、関係者が来社した。世界展開するどーもくんだが、南米は初上陸。東南アジアや北米、欧州ではすでに人気を博しているというが、ブラジルでもファン獲得を狙う。
企業ブースのほぼ中央に位置するバンデイランテスTV局との共同ブースでは、どーもくんとの写真撮影が可能。スマートフォンやタブレットから、NHKワールドTVの無料アプリをダウンロードした人には、日本語の初級学習用テキストがプレゼントされる。
また外交120周年と同局の国際放送開始80周年を祝い、NHKワールド・ラジオ日本ポルトガル語放送が『みんなのエピソードでつむぐ 日本―ブラジル120年』をテーマに写真展を行なう。移住者はもちろん、日本で暮らす日系人から寄せられた112枚を展示する。今月20日までには横浜放送局でも開催された。
来社した国際放送局の吉野実チーフプロデューサー、NHKワールドの野村美由紀さんらは、「プレミアムは多くの方に視聴いただき感謝。英語放送のNHKワールドTVも日系・非日系の方に楽しんでもらえたら」と抱負を語った。現在、プレミアムはブラジル国内で10~20万世帯が契約しており、およそ50万人が視聴しているとみられる。
どーもくんはバンデイランテスのジョニー・サアジ社長とも対面し、同局出演も予定する。