サンパウロ市郊外のイタクアケセツーバに現在、バスや電車と同じ3・50レアルの値段でタクシーと同じ仕事を行なう、違法な白タクが存在するという。アゴラ紙の調べによると、この自動車は一度に4人までの乗客が可能で、イタクアケセツーバやアラカレー駅といったCPTM12号線の駅まで乗客を乗せて走っているという。同地区には駅まで距離が遠いところが多く、利用者は「こちらの方がバスより早い」と好評なのだとか。これはバス業界にもタクシー業界にも迷惑な話で、近いうちになんらかの取り締まりが行なわれる模様。それ以前に、白タクがなくても良いように公共交通網の改善も不可欠か。
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43歳女性コンスエリータ・ロザリオ・ダ・シウヴァ・フレイタスさんを殺害した容疑で、19歳の男性2人が22日に大サンパウロ市圏グアルーリョスの警察へ出頭し逮捕された。2人は19日、フェルナン・ジアス高速道の側道を自転車で走っていたコンスエリータさんとその夫に近づき、自転車強盗を試みた。供述によると、銃を撃つつもりはなく、発砲は事故だったと主張している。2人は盗んだ自転車を近隣の森林に捨てていた。
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敵地メキシコで行なわれたサッカーのリベルタドーレス杯準決勝第2試合の対ティグレ戦で、インテルナシオナルは初戦で奪ったリード(2―1)を守りきれず、1―3で惨敗し決勝進出を逃した。これで同杯は2年連続でブラジル勢の優勝はなくなった。決勝戦はティグレと、アルゼンチンの名門リーベル・プレートの間で行なわれる。