「ミス・ニッケイコンテスト2015」が今年も日本祭り2日目の25日夜、メインステージで行なわれた。容姿や表情などを総合して審査が行なわれた結果、パラナ州ロンドリーナ市代表の吉野スザーナさん(20、三世)がグランプリに輝いた。
サンパウロ州各地はもちろん、遠くはアマゾナス州やバイーア州の予選を勝ち抜いた日系人25人が参加し、美を競った。両国の国旗をモチーフにした赤・黄・青の着物風衣装や、煌びやかなドレスを身に纏ってのウォーキングでは、来場者の目が釘付けになった。
栄冠を手にした吉野さんは本紙の取材に対し、「本当に幸せな一日。日系人として生まれたことを誇りに思う」と感動した様子で話した。
長年審査委員を務める栃木県人会の坂本アウグスト会長は、「今回は歩き方とインタビューで差がついたのでは」と総評を述べた。