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東西南北

 ニュースキャスター、ジョゼ・ルイス・ダテナが16年のサンパウロ市市長選に進歩党(PP)から立候補することを決めたことは昨日の本欄で伝えた。ところが29日、PPの親玉でサンパウロ州政界の大物パウロ・マルフ氏がこれを否定し、「フェルナンド・ハダジ市長の再選を支持したい」とした。マルフ氏は「私は一貫性のある男だ。わが党は前回選挙と同じく、ハダジ氏を支持する」と言い切り、ダテナ氏に関しては「まだPPと出馬に関しての手続きは完了していない」とした。ダテナはPPと28日夜に出馬の誓約を交わしたとの話もあるが、親玉には伝わっていなかったのか。ダテナの胸中はいかに。
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 サンパウロ市の人権局は、軍政時代に関連する人名がつけられた市内17の通りの改名を行ないたい意向を持っているという。その中で最初に変わりそうな候補として南部グラジャウーのゴウベリー・ド・コウト・エ・シウヴァ大通りがあげられている。これは1964年のクーデターに関与し、64~67年に軍政の情報機関の局長をつとめた人物の名だ。またセントロの3月31日高架橋も、ジャンゴ大統領罷免クーデターの日付として、かねてから不満が多かった名前だという。
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 29日のサッカー全国選手権、コリンチャンスは本拠地イタケーラでのヴァスコ・ダ・ガマ戦を3―0で快勝した。同日に行なわれたアトレチコ・ミネイロ対サンパウロ戦で前者が敗れれば、コリンチャンスが首位だった。でもこの試合、ミネイロのルーカス・プラットがハット・トリックを決める大活躍で3―1と圧勝し、首位をキープした。