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ジーコとCBF突然の和解=FIFA会長選の支持確約

 来年2月26日の国際サッカー連盟(FIFA)会長選に出馬の意思を表明していた元セレソンのジーコ氏(62)が、7月30日、ブラジルサッカー連盟(CBF)からの支持を取り付けたと7月31日付伯字紙・サイトが報じた。
 FIFA会長選出馬には5協会の支持取り付けが条件だ。デル・ネーロCBF会長は、あと4協会の支持を取り付けたらとの条件付で、ジーコ氏に投票すると約束した。
 頻繁にCBFに苦言を呈すことで知られるジーコ氏を支持した事は、驚きをもって迎えられた。「自国協会の支持も得られないようでは先がなかった。支持は嬉しい」とジーコ氏は語る。
 南米サッカー連盟(Conmebol)は、フランス人のプラティニ候補を支持する意向を示しており、所属協会合同で、同候補に投票するよう呼びかけていた。だが、デル・ネーロCBF会長は、ジーコのようなブラジルの象徴的人物を見捨てられないと、ナポーConmebol会長に電話で告げた。
 正式出馬表明締め切りの10月末までに、残り4協会の支持の取り付けに動くジーコ氏が次に支持を要請するのは、自ら選手、監督として活躍し、今も人気が高い日本だと思われる。