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リオ五輪=開幕まであと1年余り=リハーサル大会続々開催

 来年8月5日のリオ五輪開幕まであと1年余りとなった先週末から、リオ市では本番のリハーサルイベントが続々と行われると、1、3日付けフォーリャ紙が報じた。
 8月だけでトライアスロン、ボート、乗馬、セーリング、自転車(ロードレース)、10キロ遠泳の6種目が行われ、1、2日にはトップを切って、トライアスロンがコパカバーナフォートで行われた。
 遠泳1・5キロ、自転車40キロ、長距離走10キロで行われるこの種目は、リオ五輪本番と同一のコースで行われた。
 水質を心配する声も挙がっていたが、リオ州環境院は大会前日の7月31日、水質は欧州・アメリカ大陸の基準両方を満たすと発表した。
 本番を想定し、組織側は表彰式、ドーピング検査、観客誘導等のチェックも行った。
 25カ国から150人の選手が参加し、上位3位までは来年の五輪出場権獲得となった今大会では、男子の部でハビエル・ゴメス・ノーヤ(西)が、女子の部でグウェン・ヨルゲンセン(米)がそれぞれ優勝し、上位3位までの選手と共に、早くも来年の五輪切符を手にした。
 優勝した2人は「運営も水質も問題ない、ホームでやっているかのようだった」(ノーヤ)、「コパカバーナは美しい、水も大丈夫」(ヨルゲンセン)と口を揃えた。