NHK大河ドラマ「龍馬伝」のエンディング曲を手がけた高知県出身の人気クラシックギターデュオ「いちむじん」が、26、27の両日午後8時から「トントン・ジャズ・ミュージック・バー」(Alameda dos Pamaris, 55 – Moema)で来伯公演を行なう。
04年に結成され、これまで9枚のオリジナルアルバムを発表。既に米国やメキシコでの公演を成功させている。クラシックを基礎にしながら情熱的なフラメンコギターから高知県民謡「よさこい」まで幅広い音色をかき鳴らす。来伯公演は初となる。
音楽修行を兼ねて来伯を予定していたところ、今回のコーディネーターを務める音楽プロデューサー・鎌倉祐子さんが公演を企画した。当地の名曲「アクアレラ・ド・ブラジル」のアレンジを加えた演奏もあり、音楽ファンには目が離せない。
150人まで入場可能で、入場料は65レ(ドリンク代別途)。予約は同会場(11・5044・7239/3804・0856)まで。
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公式ホームページによると「いちむじん」とは土佐弁で「一生懸命」という意味だそう。地元の団体への楽曲提供や高知観光大使を務める等、出身地を一つの売りにしつつ、世界中で活躍している。ライブ映像を見ると、表情豊かに繊細な音楽を奏でるが、一方で曲間の進行は土佐弁交じりで、親しみやすい印象を与える。海を越えて活躍する「脱藩ギターリスト」たちの当地での活躍に期待したいところ。