聖南西地域サンミゲルアルカンジョ市コロニア・ピニャールで2日、同市文協青年部が中心となって「第45回家族慰安大運動会」が開催された。およそ50世帯余りの家族が親戚連れで参加し、6歳から80歳までが合同競技で盛大に喜びを分かち合い、さらなる地域の結束を固めた。
参加者全員のラジオ体操から始まり、カーリングのように点数の良いところへお手玉を放り投げる高齢者の紅白対抗合戦や、全員参加のフォークダンス、男女対抗綱引きなど、老若男女が楽しめる種目が多数行われた。また、参加者には各競技の順位によって参加賞が配られ、一層の盛り上がりを見せた。
ブラジルでありながら、「古き良き日本の『向こう三軒両隣』」を見せるコロニア・ピニャールでは、今後も「びわ祭り」など多数のイベントが開催される。地域の繋がりの深さや訪れた人への心配りなど、必ずや皆を楽しませてくれる良きところのようだ。(JICA青年ボランティア 松本絵美さん通信)
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