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連邦政府が不動産売却=財政改革の一環として

 企画省が26日、国の資産である不動産20軒を売却すると同日付公報に掲載したと26日付G1サイトが報じた。
 これは24日にネルソン・バルボーザ企画相が発表した財政危機脱却のための改革案の一環と行われるもので、時価総額は9400万レアルと見積もられている。
 売却される不動産は、当面不要とみなされているもので、アマゾナス、バイア、ミナス、ペルナンブコ、リオ、南大河、サンパウロ州の7州にある。不動産の種類は、商用ビルや倉庫、アパート、商用の部屋、ホテル、一軒家となっている。
 企画省の広報官によると、これらの不動産は、各州の該当機関を通して競売にかけられる。
 連邦政府による政治、財政改革には、これらの不動産の売却の他、省庁の統廃合と、各省庁に属する部局や機関数の削減、電気代や水道代といった経費の削減、人事(約1千人の職員削減)などが予定されている。