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ブラインドサッカーを体験する、リオ市の少年(Fernando Frazao/Agencia Brasil)
ブラインドサッカーを体験する、リオ市の少年(Fernando Frazao/Agencia Brasil)

リオ北部=パラリンピアンとの交流会=障がい者競技への理解深め

 来年9月7日開幕のリオ・パラリンピックまで1年余りの3日、リオ市北部、フランシスカ・パウラ・デ・ジェズース校の生徒が、トップクラスのパラリンピアン(パラリンピック出場選手)と交流を持ったと3日付アジェンシア・ブラジルが報じた。生徒達は、著名選手らとプレーした後、質問コーナーや写真撮影などで交流を深めた。
 「障がいを持つ人の生活の一端とパラリンピアンの凄さを体験した。同じ障がいを持っていたら、彼らのやっている事の半分も出来ないだろう」と、高校1年のイーゴル・デ・オリベイラ・アゼベド君は語った。
 トランスフォルマ計画と呼ばれるプロジェクトは、新しいオリンピックスポーツを学校に紹介するもので、パラリンピック開催まで1年を記念して行われた。
 08年の北京、12年のロンドンの2大会で100メートル走、200メートル走の2種目合わせて四つの金メダル保持者、アイルランドのジェイソン・スミスは「パラリンピアンと健常者の子供との接触は、障がい者には同情しなくてはいけないといった、誤った思い込みを変える事ができる」と述べた。同氏は続けて「パラリンピックがやってくるのは一度きりだから、住民の多くが、この機会から良い経験をして欲しい」と語った。