『朝蔭』8月号(第430号)が発行された。
巻頭「句帳」(念腹)、その一句「夏草や石を積めるも牧の柵」、「雑詠 寿和選」その6句「満開の花見に母の車椅子」(小林エリザ)、「窓により人恋しさに月を見る」(太田智恵子)、「艶だしのリップ重ねて恋人の日」(鈴木文子)、「マンジオカの産地変はりて呼び名また」(中馬和子)、「母の日や母の面影知らず老い」(筒井あつし)、「今年また五人の子等と墓参る」(黒木ふく)、「句評」(寿和)、「句会便り」(各地句会)その1句「飼い猫と居場所取り合ふ扇風機」(伊藤さくら)ほか。