7、8日のサンパウロ市セントロ付近は終日雨模様で、久しぶりに激しく降る時間帯もあった。道路は相変わらず氾濫し、小さな川ができる始末。確かにカンタレイラ水源地に雨は必要だが、市内は困る。当地の雨降りには、もれなく「信号機の故障」も付いてくるし、本紙にとって一番厄介なのは「グロリア街の停電」だ。幸いなことに1年ばかりその被害に遭っていないが、そう思って油断したときが危ない―とも。実際、パウリスタ近辺や南部でもけっこう停電は多い。思えば今年に入ってサンパウロ州の電気料金の値上げは、なんと3回もあった。それで停電とくれば、消費者としては開いた口が塞がらない。