【既報関連】サンパウロ市市警が10日、サンパウロ市中央レプブリカ区のアパート内の冷凍庫から遺体が発見されたエズラ君の継父と母親が国外に出た事を示すビデオを公開した。
11日付G1サイトなどによれば、3日付のグアルーリョス空港の防犯カメラ映像に、アフリカへ飛ぶ便に乗る直前の継父と母親が女児2人を連れて歩いている姿が残っていた。このビデオは連邦警察がサンパウロ州市警に提供したものだ。
エズラ君の遺体発見は4日だから、その1日前に家族は国外に脱出していた事になる。
サンパウロ州保安局によると、エズラ君の親達はまだ起訴されておらず、逃亡犯とは見なされない。警察は、エズラ君の死因と死亡日時を知るため、鑑識の結果を待っている。なお、サンパウロ州保安局は、エズラ君の家族の行き先は明らかにしていない。
一方、エズラ君達が住んでいたアパートの防犯カメラには、8月28日に遺体が入れられていた冷凍庫を菓子店からアパートに移した時の映像が残っていた。防犯カメラの映像には、8月22日に入り口ホールを歩いているエズラ君と、別の時間帯に隣人に挨拶している姿も残っていた。
警察は当初、体の大きさから、遺体は5歳の男児としていたが、11日の報道でのエズラ君の年齢は7歳となっている。