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CIATEが原爆講演=有識者二人招き、19日

永井さん

永井さん

 国外就労者情報援護センター(CIATE、二宮正人理事長)が19日午後3時から同5時まで、「原爆投下70周年の集い」を開催する。場所は文協ビル(Rua Sao Joaquim, 381, Liberdade)1階12号室、参加無料。
 ブラジル被爆者平和協会・森田隆会長と、CIATE学術評議員の中川郷子さんの娘、クリスティーネさんを招き講演を行なう。
 森田会長は憲兵として広島にいた21歳の時、爆心地から1・3キロメートル地点で被爆した。1984年にブラジル被爆者平和協会を設立し、ブラジルおよび南米各地で講演している。
 クリスティーネさんは被爆者について研究を行っており、「Orfaos de Hiroshima(広島の孤児)」という書籍を8月に出版した。
 案内のため来社した同センターの永井康之専務理事は、「70年が経って被爆者も高齢になり、今後、被爆体験を聞ける機会は少なくなる一方では。この機会にぜひご参加ください」と呼びかけた。
 問い合わせは同センター(11・3207・9014)まで。