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5歳男児が26階から転落=母親の供述などに疑問残る

 サンパウロ州タボアン・ダ・セーラ市で16日深夜、グスターヴォ・ストルト君(5)が26階から落ちて死亡したと17日付伯字紙サイトが報じた。
 母親は、寝ていた同君を置いて恋人を迎えに行き、帰宅したら家中に電気が点き、トイレの扉が開いていたという。窓の下に椅子が重ねてあったので下を覗き、同君転落を知ったが、不在だった事は携帯電話の交信記録で証明できると話した。
 だが、階下の隣人は、サッカーの試合後にベランダに出たら叫び声が聞こえ、沈黙後に同君が落ちてきたと証言。同君は転落時、鞄を持っていたとされ、警察は遺体に暴行の痕がなかったかも含めた検視結果を待つ間、同君が自力で窓を乗り越えられたかを調べる。
 同君の両親は離婚しており、父親は同君の祖母と共に法医学研究所で遺体引き取りを申請する間も泣き通しだった。