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やぐらを囲んで踊る参加者ら(矢崎さん提供)
やぐらを囲んで踊る参加者ら(矢崎さん提供)

第一アリアンサ=長野村、盆踊りに1千人=若者たちも夢中でダンス

 サンパウロ州ミランドーポリス市の第一アリアンサ(通称長野村)で5日夜、入植91年祭をかねて盆踊りが行なわれた。好天にも恵まれ約1千人が来場、入植90周年を祝った昨年以上の賑わいを見せた。第一アリアンサ文化体育協会(望月友三会長)主催。
 弓場バンドが演奏する「花笠音頭」「ソーラン節」「オクラホマミキサー」などの民謡9曲に合わせ、来場者は飛んだりはねたり、様々なアレンジを加えたりしながら盆踊りを楽しんだ。午後7時半から9時までの1部が終わっても踊り足りない若者は、2部開始前の休憩時間もポップ音楽の放送に合わせて体を動かしていた。
 アリアンサ文協婦人部のうどんや弓場農場のたこ焼き、焼きおにぎりやカキ氷などの出店にも人だかりができた。たこ焼き、焼きそばは1部が終わる頃に完売する売れ行きで、弓場農場の矢崎正勝さんは「この界隈では食べられないものが色々あるので、住民に喜ばれる。若いブラジル人も上手に箸を使って食べていた」と盛況を喜んだ。
 7日の祝日は家族慰安運動会が開かれ、第一アリアンサから老若男女が集ってさらに交流を深めた。