サンパウロ商業連盟が行ったサンパウロ市の交通政策に関するアンケート調査の結果が、22日に公表された。それによると、「1日中車を利用する」と答えた人が昨年の調査の56%から45%に落ちた。市内の主要道路の制限速度が落とされていることに関しては、53%が反対、43%が賛成と意見が二分されているが、ドライバー側の立場では66%が反対という。また、バスの専用レーン設置に関しては90%が賛成だが、同時に59%の人が「この1年で渋滞が増えた」と感じている。自転車専用レーンの設置に関しては、賛成が59%と過半数の支持を得たが、反対も38%と少なくなかった。
◎
23日から暦の上では春となったが、国立気象観測所(INMET)の気象予報士ネイデ・オリヴェイラさんによると、今年の春は平年に比べ、降水量、気温共に平均を上回りそうだと語っている。これはエル・ニーニョ現象の影響で、太平洋側の水が温められ、風の流れに変化が出るためだという。暑いのは勘弁願いたいが、予想が当たれば水源確保には嬉しい話だ。あとは、北東伯からの高気圧がブロッキング現象を起こさないかにかかっているか。
◎
ロック・イン・リオはきょう24日から後半がスタート。24日には、現在のハリウッドで1、2位を争う人気俳優ジョニー・デップがメンバーで参加するバンド、ハリウッド・ヴァンパイアーズが出演。既にジョニーはリオ入りしており、宿泊先のホテルの前で多くのファンが彼見たさに集まっている姿が報じられてもいる。同バンドはこの日の夜9時出演だ。
タグ:サンパウロ