ジーコVSプラティニ=80年代名勝負の復活?
国際サッカー連盟(FIFA)会長選への立候補を表明しているジーコがスイスを訪れ、FIFA要人と面談を重ねている。
会長選は来年の2月26日に行われるが、立候補者は10月末までにその意思を明らかにしなくてはいけない。
立候補者にとって最大の難題は、「立候補受理のためには最低でも五つの異なるFIFA加盟協会からの推薦状が必要」という規約だ。
ジーコは今のところ1協会からも正式な推薦を受けていない。この規約は4年前に、サッカー界とは何の関係もない人物がむやみに立候補できないようにする目的で作られたが、すでにサッカー界の要職にあるもの以外の立候補を困難にし、民主的ではないと批判する声もある。
ジーコは既に立候補の意思を表明し、選出が有力視されているプラティニに対しても「彼がFIFA会長になっても世界のサッカー全体のための方策が出てくるとは考えにくい。欧州への権力集中が強まるだけだ」と批判した。
それに対しプラティニも、「彼は5協会の推薦状を持っていないんだろう、ルールはルール、僕に出来る事はないもないね」と余裕の皮肉を返した。
24日にチューリッヒで日本サッカー協会(JFA)関係者と面会したジーコは、立候補に必要な支持を要請したが、JFAが簡単に支援の意思を表明できない理由は本紙サイト8月1日付記事にある。
「ジーコFIFA会長選出馬へ=どう動く日本サッカー協会?」https://www.nikkeyshimbun.jp/2015/150801-01topics.html
ジーコは会長選キャンペーン専用のツイッターアカウント、フェイスブックページも開設させ、「改革を求められているFIFAも、結局は要人の談合で次の会長を決めようとしている。自分はそれに立ち向かう義士」との構図を広く世論に訴える戦略か。
ユニフォームを背広に着替え、現役時代に死闘を繰り広げたプラティニとの再対決と煽るメディアに釘を刺す意味も込め、ジーコはそのフェイスブックページに、プラティニと抱き合った写真と共に、「我々は友人、私が勝てば彼の力を借りたいし、彼が勝てばいつでも協力する用意はある」とのメッセージを発表した。22日付エスタード紙サイトなどより)