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オーリャ!

 インターネットを使ったテレビ電話が一般化し、語学学習のあり方も変わってきた。最近サンパウロ市の語学学校CNAが興味深い授業を始めた。英語を学びたい生徒が、米国の老人ホームの高齢者とテレビ電話で話すのが特徴だ。
 通常のネット語学学習には見られない、心のつながりが上達の秘訣だという。お年寄りには孫のような話し相手が、生徒には温かく接してくれる先生ができる仕組みだ。
 「生徒が日本語を学習しても、使う機会が少ない」と悩む先生は多い。この方式なら、日本の老人ホームと協力して、当地の日語学校の生徒が日本語を使う機会を増やせる。毎月決まった時間に日本の老人ホームとテレビ電話をつないで、生徒が近況報告を日語でしてみたら。
 国内の憩の園やサントス厚生ホームでもいいかも。生徒が漫画好きなら、日本のオタク相手に情報交換を兼ねて日語学習も可能か? (将)