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イタペチニンガ=Sabespの作業で穴=舗装をしても元の木阿弥

 サンパウロ州イタペチニンガ市のヴィラ・マッゼイ区アントニオ・リベイロ・ドス・サントス街で、30年来住民が待ちかねていた舗装工事が行われたが、わずか3日で、道路に穴が開いたと29日付G1サイトが報じた。
 サンパウロ州水道公社(Sabesp)が舗装された道路で作業を行った後、舗装がしなおされていないというもので、同公社と同市市役所は責任を擦り付け合っている。
 29日、Sabespは文書で、この道路沿いの家で上下水道の整備のための工事を行ったもので、再舗装後に工事の要請されたというが、住民側は、工事の要請は2カ月前に出したのに、Sabespからの返答が無かったという。
 一方、市役所側はSabespに、舗装された道路での工事は事前に通告するよう要請する文書を送付した。市役所側は再舗装の責任はSabespにあるとしている。
 同様のケースはジャルジン・フォガッサ区のズウミラ・ガブリエル・ガリィエノ街でも起きており、15日前に舗装された道路が、3日後にはSabespによって穴が開いたという。同街では車は穴の上を通るか、穴を避けて反対車線を通る必要があり、住民からの苦情が広がっている。